抗がん剤治療による脱毛で、医療用ウィッグを検討している方も多いと思います。
実は大阪では、自治体によって医療用ウィッグ購入費用の助成制度があります。
この記事では
・大阪の医療用ウィッグ助成金
・いくらもらえるのか
・申請方法
を分かりやすく解説します。
※豊中市の情報も紹介します。
医療用ウィッグ助成金とは?
がんの治療などで髪が抜けてしまったとき、外見のケア(アピアランスケア)を支えるために、多くの自治体が「医療用ウィッグの購入費」の一部を補助する制度を設けています。
「医療用ウィッグは高いから不安……」という方に向けて、助成金の内容を分かりやすくまとめました。
どんな制度なの?
医療用ウィッグは、残念ながら健康保険が使えず、医療費控除の対象にもならないことがほとんどです。そのため、お住まいの市区町村が「少しでも負担を減らして、自分らしく生活できるように」と、独自にお金を出してくれるのがこの助成金です。
もらえる対象になる人は?
自治体によって細かなルールはありますが、一般的には以下のすべてに当てはまる方が対象です。
- その自治体に住民票がある: 今住んでいる街の制度を使います。
- がん等の治療を受けている: 抗がん剤治療や放射線治療の副作用で脱毛した方が主な対象です。(※最近では円形脱毛症などが対象になる自治体も増えています)
- 過去にこの助成を受けたことがない: 基本的に「1人1回まで」というルールが多いです。
大阪の医療用ウィッグ助成金
大阪府という「府」全体で一つの窓口があるわけではなく、お住まいの市町村ごとに制度が用意されています。
現在、大阪市、堺市、豊中市、吹田市、高槻市、東大阪市など、府内の多くの主要都市で「アピアランスケア助成事業」が実施されています。
豊中市の医療用ウィッグ助成金
豊中市では「がん患者のためのアピアランスケア助成事業」として、ウィッグの購入費をサポートしています。
・助成金額 最大 20,000円(購入額が2万円未満ならその実費分)
・対象品目 ウィッグ、毛付き帽子、帽子、装着時の保護ネット
・対象者 ・豊中市に住民票がある方
・がんと診断され、治療(抗がん剤など)を受けている方
・過去に豊中市のこの助成を受けたことがない方
申請条件
購入した日から1年以内
申請に必要なもの
申請書(市のホームページからダウンロード、または窓口で配布)
領収書(宛名、購入日、金額、品名「ウィッグ」の記載があるもの)
治療を証明する書類(化学療法の計画書、同意書、診断書、お薬手帳の写しなど)
振込先がわかるもの(通帳など)
医療用ウィッグを選ぶポイント
申請の流れ
申請は、窓口へ直接持参するか、郵送でも受け付けてもらえます。
- 必要書類をそろえる(下記のリストを参考にしてください)
- 申請書を記入する(窓口でもらうか、市のホームページから印刷できます)
- 提出する(郵送の場合は、不備がないか事前に電話で確認すると安心です
準備するチェックリスト
申請には、以下の「原本」または「コピー」が必要です。
- 申請書(豊中市の専用様式)
- 領収書(原本): 宛名、購入日、金額、購入内容(「ウィッグ」等)が書かれたもの
- 治療を証明する書類のコピー: 抗がん剤治療などの説明書、同意書、診断書、お薬手帳など
- 振込先口座がわかるもの: 通帳やキャッシュカードのコピー
- 本人確認書類: 運転免許証や健康保険証など
今後の進め方
まずは一度、豊中市保健所内の「健康推進課(けんしん係)電話番号(06-6858-2291)に電話をして、「ウィッグの助成金を申請したいのですが、今の自分の状況で対象になりますか?」と確認してみるのが一番確実です。担当の方が、今の治療状況に合わせて必要な書類を丁寧に教えてくれますよ。
電話番号: 06-6858-2291
場所: 豊中市中桜塚4丁目11番1号(豊中市保健所内)
受付時間: 月曜日〜金曜日の午前9時〜午後5時15分(祝日・年末年始を除く)
まとめとアドバイス
まずは、購入した際の領収書がお手元にあるか確認してみてください。もしこれから購入される場合は、領収書に「フルネーム」と「ウィッグ代」と明記してもらうようお店に伝えるとスムーズです。
豊中市の場合、ウィッグ本体だけでなく「帽子」や「保護ネット」も対象に含まれるのが優しいポイントです。ただし、ウィッグのお手入れ用品(シャンプーやスタンド)は対象外となるのでご注意ください。


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